チンニング
チンニング、いわゆる懸垂ですが、チンニングはあらゆるトレーニングの基本と私は思っております。現在は少しウエイトが重くてあまりやってませんが(汗)
行う場合にも、あまり深いことは考えずに自重のみでやっております。
ただ、私がチンニングを行う場合は、広背筋等の筋肉に効かせるということはあまり考えずに、アームレスリングの補強としてやっている面が強いです。
手は順手で、通常のチンニングのスタートポジションです。幅は肩幅よりも少し広いくらいでしょうか・・。
あくまで、私の場合ですが、ポイントは握りにあります。よく見ないと分かりにくいですが、親指をかけずに、指の第二関節くらいで引っ掛けてます。通常は4本、全ての指を使ってやります。
そのまま、自分のアゴが棒につくくらいまで一気に引き上げます。今は体重が重いので、けっこうきついっす。
できれば、トップで2秒静止、ゆっくりスローで下ろすといった具合でしょうか。
同じ要領で、逆手でも行います。こちらは、幅を肩幅くらいにして行います。
もちろん、握りも指だけをかける状態にして行います。
こちらもトップで2秒は静止したいところです。できればもっと。
少し分かり辛いですが、トップでの静止は、筋肉が悲鳴をあげてとてもいい感じに疲労します。下ろすときはゆっくりと。
応用です。両手で抱え込むように棒を握り、そのまま自分の体を引き上げます。片手でやってるようにも見えますが、違います・・。
達人は、この状態で片手で行うようですが、私には無理です。
この形は、アームレスリングの形にも近いので、特にトップでの静止を意識して行うとよいと思います。
通常のチンニングと異なり、背筋のみならず、指の力が非常に強くなるトレーニングだと思います。

応用としては、私の場合、指を徐々に減らしていってます。現在のところは二本ずつ、計4本でレップ数をこなすことができるようになってきました。

もちろん、棒を握りこんで、通常のチンニングをする場合でも、とても理想的な上半身のトレーニングになることは間違いありません。筋肉に全く疲労のない状態からやってみると分かりやすいですが、広背筋はもちろん、腕の筋肉全て、腹筋、大胸筋の側面など、さまざまな筋肉を刺激してくれます。是非、トレーニングに取り入れてみましょう。